|
♪これは、木の汁をすうアブラムシ これは、葉の色が悪くなるハダニ 黒い星のクロホシビョウ 白いカビのウドンコビョウ カッパンビョウは葉を枯らすーのーです カダン、カダン、カダン、 お花を大切に〜♪ これ古き良きコマーシャルソング。 ツボにピタっとはまる良い歌でしたなぁ。 テレビで流れるたび、画面に近寄って斉唱したものでした。 「三つ子の魂、百まで」とは良く言ったもので、 こういうのは忘れませんねぇ。 他に覚えてるっていうと、「エンジェルマン体操第1」・・・・ 途中からですけど、 ♪産前産後の虚脱感〜 一時の過ち、気の迷い〜 のぼせ、か〜たこり、やにょうしょう〜 み〜んな、まとめて 三角筋♪ どうせなら、もう少し知的なモノを覚えておけば良かった。 カダンのCMがよく流れていた頃、私は中学入学祝いとして、 母にバラの苗を3本買ってもらいました。 クイーンエリザベス、ブルームーンとブラックティ。 尺鉢に植えて、小さな苗にも春花も少しは咲いて、楽しめて・・・問題はその後。 だんだんムシ〜っと湿度も気温も上がり始めるあの季節。 バラなんてアブラムシの格好のエジキです。 はい、もう大発生。 そこで私、件の歌を口ずさみながら、カダン、ブッシューと撒いたですよ、 アブラムシがタワワに実った新芽に向かって。 なんせ、あの歌「カダン、カダン、カダン」って3回連呼しますから、 スプレーも1箇所に3回ずつ、シュー、シュー、シューとやってました。 数日カダンを繰り返していたら、なんだか葉っぱが変・・・ 新芽もクシャっとバリバリに乾いている。 な〜んでかなぁ〜、あ、肥料かな、きっとお腹すいてるんだな。 と、今度は化成肥料を1握りずつやって、ハイポネックスの濃度もあげてみた。 はい、ブラックティ、見事ご臨終と相成りました、ヨヨヨ。 かなり苗が弱ってから、母に診てもらった所、新芽は「冷害」(スプレー 噴射が近すぎ、撒き過ぎ)、全体的には「肥料負け」(化学肥料濃すぎ・・・) そ、そんなぁ、「お花を大切に〜」のはずだったのにー。 他の2株はそんな熾烈な環境を命からがら生き延びて、今に到っています。 12歳の春の「農薬と化学肥料でブラックティ殺しちゃった」経験は、大きな反省を伴い、 現在の私の考え方、生き方の基礎を形成する重要なファクターになっています。 今の参考書はフィジカルには「自然流家庭菜園のつくり方」(徳野雅仁 宝島社)、 メンタルには「自然農法 わら一本の革命」(福岡正信 春秋社)だもん。 いつか無肥料、無耕転、無除草の(仙人の)域に達したい。 今は「お願いだから、馬糞とコンポスト入れさせて・・・」 「お願いだから耕させて・・・」 「お願いだから草むしらせて・・・」という煩悩の塊状態ですから・・・、 精神修養の方が先かもしれません。 しかもこれ日々ちゃんちゃんとやってれば、収量も上がっていいんだろうけど、 気の向いたときだけだからなぁ、あはははは〜 え、そのあと、アブラムシどうしたか? あー、あんなもんは指でつぶすのが1番という事がわかりました。 まーた開眼しちゃったー。 大発生してると、流石につぶす時ピチピチプチプチが一瞬では済まないので、 ゾワーっとしますけど、 その後指を見ると、緑色になってるんですね。 「グリーンサム」って、これかな・・・なんて幼心に思ったですよ。 なんとも口幅ったい話ではございます。 ニュージーランドはアブラムシいないかな・・・、 なんて、そんなはずありません。 おりますです、緑色のつやつやしいのも、灰色のキチャないのも、 そして白いフワフワの蓑を背負ったような、 猛烈に跳躍力のあるワタアブラムシなんてのもいます。 因みにアブラムシはaphid、ワタの方はaphisって呼ばれてます。 このワタアブラムシ、非常にすばしこく、つぶそうかなと 指を近づけた途端に、ピピピピピっと一斉に飛び散る厄介モノ。 オノレ〜、私の動体視力の鈍いのを知っての狼藉か! どうしてくれよう・・・ぐぐぐ。 あ、そうそう、そうでした、私はアロマセラピスト、 そういえば虫の嫌う精油もいっぱいあるんでした。 そこで作ったのが、「アリマキ・ブリーカー」。 ま、ネーミングはあんまり出来良くないんですけど、 効き目は結構ありました。 先ずはお酢:虫は一般的にお酢の臭いが嫌いみたいです。 精油を水になじませる基材としての役割も果たします。これを スプレーボトルに2分目くらい入れて。 精油:ユーカリ、ペパーミント、タイム、ラベンダー、シダーウッドなど 虫除けになるものを選んで、勿体無くない程度にお酢に滴下。 スプレーボトルを納得いくまでよく振って、それを水で希釈する。 このスプレーで、ワタアブラムシは散り散りになった後、 半数以上がどこかに引越し。 逃げ遅れる普通のアブラムシはユーカリの毒にやられてか、結構死んじゃいます。 野菜に直接スプレーした時は、2-3日は食べるのを控えてます。 精油は揮発性が非常に高いので、スプレーの後は 殆ど消えちゃうはずなのですが、念の為。 (注:精油の中には飲んじゃうとスンゴイ毒っていうのもあります。ユーカリはその代表格。) この同じモノ、ペパーミントを少し多くして、台所に出来てしまった アリンコ道に撒いておいたら、アリンコが入ってこなくなりました。 こういうの調べる時は、'The Fragrant Pharmacy' by V.A.Worwood (Bantam bks)を使ってます。 Worwoodさん、最近は精神世界へ旅立ってしまったので、 とんとご無沙汰ですが、この本は日常ドップリの内容で結構面白いです。 |