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本編は2000年5月18日から28日までのダーヴィル島一周旅行を「食べること」を 主題に書き綴ったものです。旅行のあらましは良人Ryuの『Aotearoa Mail』の ココを ご覧下さい。 「5月18日からね、シーカヤックでダーヴィル島1周しようって言ってるんだけど、どう? この話。Ryuのる? Ryokoは?」 Ryuの同僚シーカヤックガイドからお誘いがかかったのが、朝晩グッと冷え込んで来た 2000年4月の暮れの事でした。 他のメンツは何しろ在マラハウのシーカヤック者ばかりらしい。 私はエイベル・タズマンの大人しい海をチョロチョロ漕いだ事あるだけだし、 あ、足手まといだな・・・キット。 ダーヴィル島は、ニュージーランドで3番目に大きい島。 1週間くらいかけて1周するらしいのです。 (地図はRyuサイト『Aotearoa Mail』のこちらへどうぞ) 島にはお店なんて全く無く、人口も50人弱、食糧、生活雑貨は途中調達不可。 う〜ん、1週間のキャンプなんてした事無い、どうしようかなぁと迷いに迷っていると、 「何しろさぁイロイロ釣れるんだな、あそこって。 ブルーコッドでしょー、スナッパーでしょー、バラクーダも引っかかるんだよー」 な、なんと・・・グラグラグラ 「・・・・ワタクシ、参加させて頂きますです。」 コッドって言ったら鱈ですなぁ。 スナッパーは鯛なんですね。 バラクーダって、あの歯がギザギザで大きくてダイバーが恐れるっていう アレのコト? 大きくて食べデがありそう、ワクワク。 (その後の聞き込みにより、この辺の人はバラクーダは悪食で寄生虫持ちが多いため、 釣っても捨てるか、釣り餌にしている事が判明。カマスの親分なのになぁ、勿体無い・・・) えと、何にしてもレモン持ってかなくちゃ、それからチューブワサビにお醤油、 洋風にするんだったらミックス・ハーブも要るし、バターでしょー、 あ、自慢のsnow peakの仕込み箸「和武器」も持ってかなくちゃ。 そ、それから、それから・・・。 もう、私の頭の中は魚で、というか食欲でいっぱいになっていました。 でもなーんか忘れてないかなぁ。 そうダーヴィル島に行くには、2ヶ月前もダイバー3人を飲み込んだ魔の 「フレンチ・パス」と、その名も地獄の門「ヘルズ・ゲート」って いう潮流の激しい難所があるんでした。 カルーク「行く行くー」って言っちゃったけど、アワワワ、どうしよう。 もしかして、海のモズク、否、藻屑と成り果ててしまうのか。 俄かに暗雲垂れ込めて、フレンチ・パスの渦潮の中から、キウイ(NZ人)の 舟幽霊が出て来て、カヤックのコックピットに どんどん柄杓で水を入れられてしまうかもしれない。 日本のと違って、キウイは霊になっても体力ムンムンだろうから、これは危険極まりない。 ヘルズ・ゲートだって、いきなり濃霧に閉ざされて、生暖かい一陣の風と伴に 難破船が出て来て、船員の幽霊にロープワークのテストされてしまうかもしれない。 でも!私は自分で釣った魚が食べたいっ! 拾い食いから脱し、狩猟レベルまで進化したい! ヒトとして強烈な向上心に突き動かされ「何かあったら己の口卑しさを 呪いながらミズク・カバネになるまで」と決死の覚悟。 「食欲 kills 人間」、やっぱり行く事にしちゃいました。 先ずは、何にも持ってないし、ニッポンジンはお道具から、が常道。 釣具屋でハンド・ラインなる物を2種と、短めの釣り竿、及び向学の為のマニュアル本 'How to Catch Fish'(Bridge Hill Pub.)と、釣り上げた魚の名前が即分かるように ラミネート加工されたお魚チャート'New Zealand Recreational Fishing Guide'を 購入。 因みに本には「さあ、釣り糸を結んでみよう!」「どんなお魚が釣れるかなぁ?」など が初心者にも分かり易くたっぷりの図で説明されてます(絵本ともいう・・・)。 お魚チャートは私のカヤックのデッキに旅行中ずっと貼り付けられ、 日本人の「魚に対する飽くなき食欲」をアピールし続けたのでした。 (絵)本も読破したし、すぐに忘れてしまいそうだけど一応電車結びもマスターしたし、 予備の釣り針、錘もオッケー。 釣り餌は冷凍鰯を1キロほど。 いざとなったらこの鰯で食いつなごう・・・いじましい考えが去来します。 針はソラマメの外周を回したくらいの日本の常識を破る巨大なものを、 釣具屋のオジさんが選んでくれました。 この針をパクっとする口を持った魚を、このラインで釣る??? いやいやそもそも、このハンドラインなるもので魚が引っ掛かるのか??? 1回のイイダコ釣りが唯一の釣り経験である私の想像力を遥かに凌駕するキウイ風手釣り。 やっぱり、実践してみないとナントも謎でございます。 ハンドライン1号は、木の棒に緑色のタコ糸が巻きつけられ錘と釣り針が付けられた物。 2号はプラスティックの腕輪のようなものにテグスが巻きつけられ、1号同様錘と釣り針。 回りを見まわしても、ツアーに同行した他のメンバーの殆どが腕輪式を使用して釣りしてました。 我々もスティックの方はタコ糸の撚りがもどって、こんがらがってメチャクチャになるので 使い勝手が悪く、いきおい腕輪の方ばかり使う事になりました。 さて、私の恐怖感と覚悟をよそに、お天気に恵まれたこのツアーは実に のんびりゆったりしたものでした。 シーカヤックモノばかりの15名のツアーと聞いて、私が想像していたのは、 体力の限りに毎日ガンガン漕ぎまくるという「体育会系熱血合宿」の姿。 しかしながら夏がかきいれ時の海のキウイ達にとって、冬の今こそヴァケーション。 そうでした、同じ体育会系と謂えども、彼等は「体育会系ヒッピー」だった。 一寸行っては釣り糸を垂れ、また一寸進んでは波に穿たれた洞窟を探検したりする。 はぁぁ、のんびり〜、だらだら〜。 では、私達も釣り糸を垂れてみますか・・・ あ、餌のつけ方がわかんないけど、ま、鰯一匹つけちゃって、と。 まぁ、Ryuちゃんも餌どうぞ、どうぞ。 こんな重いタンデム(2人乗り)艇が荷物満載のまま沈したら悲惨なので、 私が右なら貴方は左。 しばし・・・、っとー、いきなりヒット。 「わー来た来たー」と言ってる側からいきなり釣り糸が軽くなります。 で、引き上げた針には、もちろん餌はなし。 ハイ、ヒットは数限りなくありましたが、2人合わせて初日釣果なし。 まさに「入れ食われ」でして・・・。 「ボーズ」って言葉は知ってたけど、悲しいモンなのねぇ。 「皆は結構釣れてるのに・・・」とションボリ上陸。 ファレアタ・ベイでございます。 しかし、ボーズの我々に「たゆたうヒッピー村」は温かかった。 「そーか、そーか、ボーズだったか。魚好きか?そーか、そーか、まあこれ食え」とキレイな 白身魚のフィレ(ブルーコッド)のガーリックソテー、塩コショウバージョン、 パプリカなどのピリカラシーズニングバージョン、醤油バージョンなどをお裾分けしてくれるのです。 ううう、美味しい・・・このご恩は一生忘れません・・・。 この「そーか、そーか」の御仁は鱗もとらず細身のフィレナイフでキレイに 魚をさばきにさばく体中モコ(彫り物)だらけのマオリのお兄さんで、聞けば 元漁師さん、今はマリファナ作ってます。 彼はその日以来我々夫婦から「師匠」と呼ばれる事になったのでした。 村は友愛に満ちているので、お腹が膨れると紙巻が回ってきます。 大きな焚き火を囲んで、一口吸っては、次へ。 これ勧められたのをお断りしても、モンゴルでヤギの目玉をお断りするほど 失礼にはならないようなのでやめときましたが、マリファナだ、あははは〜。 なんというか、非常に健やかな、例えるならばネイティブ・アメリカンの タバコのような感じなんですね、これが。 青い青い透き通った海を自分達の力で漕いで浜に着き、海で獲って来た蛋白質を 村中で分けあって、お腹が膨れたら、火を囲んで皆でマリファナ吸ってリラックス。 「マリファナ!麻薬だ!取り締まれっ!」と頭ごなしに 青筋立てて否定するのがバカバカしくなるほどの「正当派ヒッピーのお作法」を 目の当たりにして、何ですか心が温まりました。 さて、2日目の朝、師匠を始め数人はウンチングスタイルで一服した後、そのままの格好で 釣り道具の仕込みに入ってます。 何て無駄のない作業だろう、私またもや感心しております。 入れ食われの対策法として「もうちょっと、ケアフルでセキュアに餌をつけると良いよー」と アドバイスを受け、「ケアフルのセキュア」と念仏のように唱えながら、釣り糸を 垂れる。 しばし・・・、き、来たァ!!!、ううう、今度こそ逃しませぬよ。 と、あっさり、私釣ってしまいました。 小学4年生位のブルーコッドです。 私に釣られてしまうとは・・・、オボコイのぅ。 キャッチ・アンド・リリース??なんですか、それ? やったー、ワタクシ狩猟レベルまで進化致しました。 写真まで撮って大喜びしている私達を「良かったなぁ」「グレート!!」とか言っちゃって 褒めてくれるキウイ。 私は彼等が大好きです。 その写真は、こちら。 実はこの写真喜びすぎて銀歯がギラリーンとしてしまったのを、Ryuに 修正してもらったもの。 フォトショップって香港海賊版でもやっぱりすごいんだなぁ。 その日は私の1匹だけ。 で、もう1匹配給、というかドサクサで頂いてしまったのがあって、ブルーコッド計2匹。 今回の大失敗は刃物でして、いつもキャンプに持参するオピネル10号をメインのナイフとして持って行っちゃったんです。 海の旅でフォールディングナイフはイケマセンでした。 鱗は挟まるは錆びて畳めなくなるは、刃もすぐに鈍ります。 オピネルが西洋肥後守って良い得て妙の真理でございました。 皆は「夕焼けきれいだねぇ」なんて、しばし全ての行動を投げ出して、ガーデン・ベイの夕日鑑賞に 没頭していると言うのに、私はワニっとしゃがみ込み魚オロシに大奮闘。 1匹は、一口大に切って塩コショウの後ソテーし、それをフィッシュ・カレーにしました。 3日目は天気は良いのものの、風が強すぎて「1回休み」の停滞日。 と、いう事で、残りのフィレはきつめに塩、ドライ・ミックスハーブをまぶし、 小枝を拾ってきて、それに引っ掛ける事、数時間。 私はそのヨコで読書している、と、見せかけておいて、寄ってくるハエを 追って過ごしました。 なんせこのハエ、そこら辺にすっ転がっている家畜の死骸なんかに集った経歴の 持ち主やも知れず、マイ・ヒモノには決してとまって欲しくない。 表面を触るとピトっと指紋が付くくらいに乾かした後、今回のおニューの逸品、 1次大戦時のNZ軍の誇るハイテク「湯沸し」 サーメットの煙突部分をアルミ箔で囲ってスモークに。 サーメットの詳しい解説はRyuサイト『パドルの向くまま、気の向くまま』のココです。 このビューティフルなスモークコッド、ワインなんか飲んじゃったりして、ペロっと食べちゃいました。 こんな風に荷物にグラグラガタガタと常に振動が加わっているような旅には、 3Lのワインが注ぎコック付きのビニール袋入って、ダンボールのパッケージに納まった 箱ワイン、NZ$15くらい(ざっと\800)がピッタリ。 瓶ワインのように割れる心配も無く、飲んだ分だけビニールがしぼむので、 デキャンタされすぎる事も無く、最後まで楽しめます。 さて、吸いはしなかったものの、マリファナ・マフィンなるものをこの日お相伴させて頂きました。 「村における蛋白質とマリファナの共有化」にすっかり心温まり、 「マリファナのハーブとしての効用とか調べて見よう」と思った矢先のマフィン で、すっかり油断しながらピンポン玉大を試食、これが4時半頃。 レーズンも入れてあって、マリファナ自体はちょっと蓬っぽいような、中々イケます。 小麦粉はヒッピーの事だから、多分フルオーガニックの全粒粉、甘味は蜂蜜で、 スパイスはシナモンとナツメグ、クローブも入ってるかな? マリファナ・マフィン、単体では分析しながら楽しんで食べられるくらい軽くいなせる 美味しいお菓子でした。 しかし、しかし、夕食時にスモークフィッシュと一緒に 飲んだワインがイケなかった・・・。 料理が出来た頃、雨がパラついて来たので、テントの中に全て撤収。 前室にsnow peakのアルミテーブル小をまるでお膳のように置き、テントの入り口は 空けたまま外を見ながらの食事です。 フライシートで四角く切り取られた風景を指差し「Ryuちゃん、ほら、これテレビ」。 いつもながら、スベるぎりぎりの神業のような私のギャグに、Ryuが七転八倒のオオウケ。 「ほらほら、スティーブが映ってる」これにも、バカウケ。 いつもと手応えが違う・・・、関西人のRyuがこれしきでウケるはずがないのに・・・。 と、不安がっていると、テントが内側にムニュ〜っと膨れてきます。 ナント、つげ義春「夜がつかむ」(「必殺スルメ固め」晶文社に収録)を地でいく日が来ようとは。 テント下の地面もどこが高くて、どこが低いのか分からなくなってきた。 体中の力が抜けて、もう座っている事すらできません。 これは大変イカン状態です。 余りの急激な体調の変化に、映画「Hot Zone」でバタバタと人が強烈なウイルスに やられていくシーンが脳裏をかすめます。 それにしては、気分が愉快・・・。 あ、心当たりが!私、さっきマリファナ食べたわ! これは病気ではなく「ラリる」っていうのだと悟った後、歯磨き着替えはおろか、 寝袋に入るのさえ断念してそのまま6時半には寝てしまいました。 恐るべし、マリファナ・マフィン。 もうラリラリは堪能し尽くしたので、これきりにしておきます。 残念ながらこれのレシピは聞いていません。 4日目、かのヘルズ・ゲート越え。 12時間寝倒してすっかりマフィンからは回復したものの、 私には1つ心配事がありました。 持ってきた釣り餌の鰯が流石に臭い・・・。 餌は私のコックピット内、足元に置いているのですが、スプレースカートをつたい、 パドルジャケットを通って襟首の辺りから臭気が確実に上がってくるのです。 未発達な狩猟レベルの私には、釣り餌の始末が分からない。 それでもってヘルズ・ゲートでは高波を超えねばならないし・・・、船酔いしちゃうかも。 やっぱり、「キウイ嘘つかない」は真なり。 彼等が「すごい」と言えば「すごい」所だし、「地獄」と名付ければ、やはり そこは「ヘル」でございました。 ヘルズ・ゲートは100m幅の島境、潮止まりの時間をして、 左は北斎のような白波が砕け、カヤックで通れそうな右側でも 1.5mほどのうねりが・・・。 こわいよー、くさいよー、息を止め、必死に漕ぐ。 気がつくと、Ryuの「ヤッホー」という歓声が聞こえます。 え??何、ここは喜ぶとこなの? じゃ、お言葉に甘えまして、「やほー」。 あ、中々楽しくなってまいりました。 ううーん、シーカヤック奥深し。 とりあえず無事にヤホーヤホーと難所を通過し、比較的波の穏やかなところで、 後ろ髪を引かれつつ半分溶けかかった鰯を投棄しました。 「臭わないって素晴らしい〜」そこでやっとベストコンディションになった私。 でも、皆は釣り餌ってどうしてるんだろう??? そんなこんなで釣果なしでしたが、かなりのウネリの中、誰かがアワビをどっさり。 ここがスワンプ・ベイ。 ブルーコッド、タラキヒ(「フエダイ」の1種)、そしてアワビを 食べ続けた「飽食の3日間」を過ごした場所です。 ブルーコッドは何しろ3枚におろして、キレイなフィレにします。 ここで師匠のフィレナイフさばきを隣でじっくり鑑賞させて頂きました。 鱗もとらずに、胸鰭から鰓下中骨までナイフを入れ、クリっと反転させて尾鰭まで中骨に添って 一気に。 身を本体から切り離さず、尾の付け根の皮でくっつけておいて、尾の部分の中骨を 左手でしっかり握り締めると、身と皮の間にナイフを入れて取っ掛かりを作り、後は 身を右手でバリバリバリ。 皮には体側の小骨が残って、腹身をちょっとすきとったら、ハイ、イッチョアガリ、所要時間一匹20秒・・・。 ナイフが身から離れる間の無い流れるようなサバキぶり。 カカカ、カッコよすぎる・・・。 今度師匠と同じナイフ買おっと。 鱗が身に付くので、海水を入れた大ぶりの鍋で2回ほどすすいで取り除きます。 しかしこれ、ゴッツイ師匠や、「ダーヴィル島ジャンキー」のキウイのダリルだから 出来る技であって、私は 鱗を取らないと皮が固くて扱えませんでした。 さて、ガーリックを漬け込んだリンゴ酢とオリーブオイルで 膨らし粉入り小麦粉を薄く溶き、塩コショウをしたフィレにその衣をつけて、 中華鍋の多めの油で焼いたムニエルとフリッターのアイノコ風、 初日にご馳走になったニンニク炒めになったりしたのを頂きましたが、 やはり圧巻はスモーク。 何時の間にやら、ビーチの斜面には流木を利用した、ミカンダンボール程の容積を 持つ立派なスモーカーが作られておりました。 これぞ人間の知恵ある技の結晶です。 師匠の従兄のミッチはこれの為に、マヌーカ(ニュージーランド・ティートゥリー)の ノコギリカスを持参。 フィレには塩をした後、ブラウン・シュガーをすりつけて、スモーカーへ。 熱源は燃料アルコール(メスリン、通称メス)バーナー、トランギア。 通気孔も掘ってあるし、か、賢い。 待つ事半日。 ありがとう、ううう、これまた美味しかったです。 アワビは豪快に横半分に切ったものをバターでステーキにしたり、 5ミリ厚にスライスしたのをニンニク醤油炒めにしたり。 これも存分に頂きました。 柔らかく仕上げるために、アワビを丸のままタオルに包み、 ソフトボール大の角のない石で優しく叩いてから調理したりもしてました。 人類の知恵ですなァ。 我々もご飯を炊いて、バターにニンニク、足をとったアワビのスライスを 炒め、ちょっとワインを足してアルミ箔で蓋。 蒸し加減がよろしい所でお醤油をたらし、フライパンの端っこにアワビを寄せて、 バターをちょっと追加。 水場に自生しているクレソンをフライパンの空いたスペースでソテーし、 あったかご飯にのっけます。 洋風アワビ丼。 すいません、こんなバチ当りなもの食べちゃって。 その日は、昼間そこら辺をうろついて、クレソンのみならず、 牛糞からにょっきり生えた巨大マッシュルームの収穫がありました。 拾い食いはちょっとキャリアがありますもん。 「これはマジックマッシュルームじゃないよね?」とキノコの識別ができるらしいキャムに 確認。 表面が変に湿っぽくなく、指で触った所が変色せず、マッシュルーム臭のする 見た目もモロ、マッシュルームのそれは、食用でした。 と、いう事でアワビとマッシュルーム、クレソンの具沢山トマトスープも作っちゃった。 クリクリした歯ごたえが特にRyuの気に入ったようです。 ミッチ作スモーカーに感化された我々は干物乾燥用の網をそこら辺に生えている カヤツリグサの葉で作ってみました。 数日前に小枝に引っ掛けて魚干してたってのに、この恐るべき進化速度。 写真はコチラです。 ミッシングリンクの秘密は、「食欲」にあり、と見た! さて、飽食三昧のスワンプ・ベイを後にして、後編は「如何に良人Ryuが狩猟民族になったか」、 「お持ちかえりのブルーコッドのその後」などをお伝えすることに致しましょう。 まずはこれにて、どんとはら〜い。 |