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生麩作り


新居が決まり、一通りの常備食、消耗品が揃うまで、 通いに通った店があります。
ネルソンのBIN INN、全国チェーンの「計り売りの店」がそれ。

白米、玄米、大豆、小豆、レンズマメ、ヒヨコマメ、小麦粉、そば粉、 マフィンミックス、スコーンミックス、パン粉、白糖、三温糖、 塩、干アンズ、干ぶどう、カレー粉、香辛料、 乾燥ハーブ、コーヒー、紅茶、ミロ、ココアなどなどの乾物に始まり、
大豆油、オリーブオイル、サラダ油、醤油、アップルビネガー、 モルトビネガー、フルーツソースなどの液体もの、
果ては、酵素入り洗濯洗剤、台所液体洗剤、ブリーチ、柔軟剤、エプソム塩、洗濯ソーダ、 シャンプー、リンス、キャットフード、鳥の餌、キャンディ、 チョコレート、グミに到るまで、なんでもかんでも計り売り。

乾燥したものは店に有るビニール袋に入れ、液体は自分でペットボトルを 持って行っても良いし、店にある空のボトルを買って詰めても良いし。
変わったものではピーナツバター。
機械のツマミを「粗挽、中挽、クリーミー」に あわせレバーを引くと、ブリーっと挽きたてのピーナツバターが出てくる。
これを用意した蓋付きの入れ物で受ける訳です。
キウイこれだけは譲れない、こだわりのピーナツバターですな。

そう、「大草原の小さな家」に出て来た「オルソンさんの店」の現代版と、 いった所です。
Sugarとかエグエグ刺繍したモスリンの袋でも持参すれば完璧ですが、 そこまでは未だした事がありません。

先ほど紹介したのは品揃えのほんの一部に過ぎず、店の壁、床には ビッチリとバレルが積上げられ、それはもう壮観です。
中には、その用途が判然としない???というものもあります。
それの1つ、目に止まったのが、「グルテン・フラワー」。

グルテン粉、こっちの人は何に使っているのでしょう。
グルテンっていったら、お麩・・・だが・・なぁ・・・????

さ〜て、デキルカナァの時間がやってまいりました。
私のテキストは「手づくりのすすめ」(自然食通信社)のみ・・・
う〜ん、小麦粉からグルテンをとって、茹でたのが生麩、 それをまた強力粉とこねて、ちょっと寝かして、で、焼いたのが焼き麩と。
ふんふん、グルテンって、もうグルテン粉になってるからっと、 これに水入れてこねたら、即グルテンの塊ができるんだなぁ。

これ、思いきり失敗しました。
グルテン粉だけを水で練ると、しばらくは練っていられるんですが、 その内に、こう、ものすごく強いゴム、っていうか、ちぎる事もできない程 腰オンリーの大変なモノが出来てしまうんです。

仕切り直し。
何回かやっているうちに、1:4くらいでグルテン粉と小麦粉を混ぜて、 塩少々も入れて、水を加えて、「もち肌」の塊が出きるまで、とことん練り、 それをしばらく寝かして(私も疲れて少し休みたい)、その後水で揉み揉みモミ洗い。
残った薄黄色のガムガムしたものをギュっとにぎってお団子を いくつか作って熱湯に放り込み、浮いてくるまで茹でたら、引き上げて冷やす。
っていう所に落ちつきました。

えー、焼き麩に到っては、まだ人様に申し上げられるようなものが 作れたためしがありません。
ガッチガチの歯が欠けそうなのが焼けました。
むっずかすぅぃ〜。

どうか・・・プロの方が読みませんように・・・。
でも、この生麩、味は中々でして、薄切りにしてわさび醤油で食べたり、 握り寿司の具にして、上に穴子にぬるトロっと甘辛いの付けたりして、楽しんでまっす。

ええと、もち肌の塊を水でモミ洗いした時にでるにごり水。
しばらく放っておくと下に沈殿物が得られます。
水を捨てて、この白いのをさわると、クキクキする。
そう、小麦澱粉なのですねー。
と、いう訳で、これを今一度少量の水に溶かして、火にかけ、 練り練り練り練り。
透き通ったら、水にとって、そう、これ「くずもち」(もどき)。
お土産ものの葛餅など、最近はこういう小麦澱粉をしばらく発酵させて 作ったりしているそうで、私も、発酵を省略しましたがやってみました。
Bin Innで買っといた黒砂糖で黒蜜作って、そうそう、これは「くずもち」だなぁ。
ああ、充実感。

でも、あんまり大変で、不細工な見た目とは裏腹に、 ウチではこれ、ご馳走にカテゴライズされてます。

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