Maruia Springs Thermal Resort

(Maruia Springs)





 Christchurchから我がNelsonに抜けるルートは2つあります。 1つはKaikoura - Blenheim(ブレナム)を抜ける海岸線のルート、もう1つがHanmer Springs(ハンマー・スプリングズ)やこのMaruia Springs(マルイア・スプリングズ)を抜けるインランド・ルート。 海岸線ルートの方が人気が高いルートのようですが、実はインランド・ルートの方が1時間以上早く着きますし、景色も綺麗です。 しかも温泉地が2箇所もあるっていうのは日本人には堪りません。 (Hanmer SpringsのBackpackers情報はこちら

 さて、このMaruia Springs、実は新潟赤倉温泉の某温泉ホテルが資本参加して開発された1軒宿で、正式名称をMaruia Springs Thermal Resort(マルイア・スプリングス・サーマル・リゾート)といいます。 温泉の方は"Travels & Trips"の"Maruia Springs"のページでご紹介しましたので詳しくはそちらをご参照頂きたいのですが、さすがに日本人の手が入っているだけあって、Hanmer Springsとは違って完全に「和風温泉」です。 内風呂、露天風呂ともに文句なしの「温泉」。 最高のお風呂です。 入浴のみの値段は$6.50(1999年6月現在)と、日本の銭湯並みの値段なんで、これは入るしかありません。 あ、水着はお忘れなく。

 さて、宿泊施設の方ですが、ここは1軒宿だからと言うことでしょう、4種類のチョイスが用意されており、高い方から順にHotel(Single/Double - $105.00、Family Unit - $140.00)、Motel($60.00)、Backapckers($26.50)、Camp Site(値段不明)となっています(価格は1999年4月現在のブローシャーによる)。
普通の旅行者から貧乏バックパッカーまで色んな人にチョイスがあるのは非常に嬉しいことです。 しかも日本の資本の入った温泉宿ですからかなり期待してしまいました。 もちろん私が泊まるのはBackpackersユニットです。 Backpackersといっても温泉ホテルの敷地内にあるものなので、NZの3つのBackpackersの組織には加盟していません。 (組織の説明は"NZ Information"を御参照下さい)

 し・か・し・・・・・

 残念なことにBackpackersの方は前代未聞のひどさでした・・・。 正直言ってあまり辛口のインプレッションはしたくないんですが、このBackpackersに関しては褒めるべき点が皆無でした。 古いBackpackersやYHAはいくらでもありますが、ここまでホスピタリティのかけらも感じられないHostelは初めてです。 DOCの管理するHut(山小屋)の方が各段に気配りが行き届いてて清潔で気分よく過ごせます。 (DOCのHutの画像はMilford TrackMt. Arthurを御参照下さい)
 入り口を入るとそこは台所兼ダイニング兼リビングの広間ですが、入り口の両脇にいきなり2段ベッドが置いてある所なんかデリカシーのかけらも無いですね。 奥に2部屋ドミトリーがありますが、こちらにはゴミ箱1つありません。 椅子もボロボロ、まぁ、ヒドイもんです。 今DOCのHutを例に出しましたが、実際に発想としてまさにこれはHut、つまり山小屋なんですね。 間違ってもこれはBackpackersとは言えません。 もし仮に、"Backpackers"ではなくて実際に"Hut"っていう名称を使ってあったならば、私もそのつもりで行ったはずですし、Hutとして見ればあの設備でも別段文句はないのですが・・・。

 つまりその程度のものだったんです。 風呂が最高だっただけにその落差は非常に大きく、大変落胆しました。 正直言ってものすご〜く悲しかったですね。 日本資本で経営されているという事実が、余計にその悲しみを大きくしてくれました。

 なお、この宿の本来の売りであるはずのHotelユニットや日本食レストランについてはまったく利用していません。 あくまでもこのインプレッションはBackpackersユニットに限ったものであることを予めお断りしておきます。




The Whole View Exterior
Maruia Springs Thermal Resort全景。 位置的にはChristichurchとNelsonのほぼ中間(車で2.5〜3時間)にあります。 国道7号線の山の中の峠道を走っていると忽然と現れる、文字通りの1軒宿です。 四方を山に囲まれ、側には川が流れてます。 日本でもちょっとお目に掛かれない絶好のロケーションですね。
最高に気持ちいい温泉は、改めて"Travels & Trips"のページでご紹介します。
これが問題のBackpackersユニット。 見た目は他の建物と全く同じトーンにまとめてあり、山小屋風の洒落た外観となっています。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Kitchen & Dining Hall Chairs
台所兼ダイニング兼リビングの広間。 入り口を入った瞬間いきなりこの造りです。 発想が完全にHutですね。 そして画面に写っていませんが、私の両脇には2段ベッドが1つずつ入り口を挟むように置いてありました。
台所の方は電熱コンロ1個、湯沸しポット1個、鍋2つ、食器少々、流し1個です。 定員に対する設備が、やはりHut程度かそれ以下ですね。
これがその入り口脇の2段ベッドと安楽椅子。 全ての椅子がこういう状態です。
正直な感想を言えば、「テントを持って来るべきだった!」です。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Bunkroom Shower Room
奥のドミトリー部屋。 Hutと思えば別に何の文句もないんですが、今回はHutではなくBackpackersに泊まるつもりだったんでねぇ・・・。
部屋にも建物の入り口にもまったく鍵がかからないところもHut並みです。 モノを盗んでも逃げ場の無いホントの山奥のHutと違い、ここはHotelやMotel利用客も大勢いますし、外部の人間だって簡単に車で乗りつけられる場所です。 受付に貴重品は預ければいいんでしょうが、この建物には管理人はいません。 わざわざ遠くの建物まで預けに行ったり受け取りに行ったりってのもねぇ・・・。
シャワールーム。 温泉だからシャワーは無くてもいいようなものですが、一応あります。 しかしシャワールーム独自に鍵がかからず、シャワーを浴びる人はトイレ、洗面所、シャワールーム共通の入り口の鍵をかけざるを得ません。 そうすると、同じ部屋にあるトイレは誰も使えなくなってしまう・・・。
ホスピタリティ豊かなこの国で、こんなBackpackersにお目に掛かるなんて思ってませんでした。 ほんとにガッカリしました・・・。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Maruia Springs Thermal Resort (Maruia Springs)
 State Highway 7, Lewis Pass
 Private Bag 55014, Christchurch
 phone & fax : +64-3-523 8840

Japanese Booking Office  phone : +64-3-358 5390
 fax  : +64-3-358 7694







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