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さて、一夜明けて2日目。
この日の行程は18km、5時間半のコースです。
前日に引き続き、U字谷の谷底をClinton River(クリントン川)に沿ってゆっくりゆっくり遡って行きます。
ほとんどがRain Forest(レイン・フォレスト)の中のTrackっていうのも前日と同様で、森の散策をぞんぶんに満喫できるコースです。
夜中に1度目が覚めたんですが、雨脚は相当なもので午前中に止むとは思えないほどでした。 結果的には、まさに不安的中。 この日は1日中雨の中の行軍となってしまいました。 というわけでこのVol.3はVol.2以上に渋ぅ〜い色合いのページになってしまいました。 Vol.2にも書いた通り、我々夫婦は森の中を歩いてるぶんには雨は全く苦にならないタチなんですが、写真の見栄えが悪くなるのはやっぱり頂けませんねぇ・・・。
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| Clinton Hutの裏山の山肌に、一夜にして無数の滝が現れていました。 さすが年間6,000mmを超える雨量を誇るところです。 山の頂上は雲に覆われてるし・・・。 |
雨具を着込んで出発。
Clinton Riverは昨日とはまったく表情を一変させていました。
ここ、昨日はClass 1の穏やかな清流だったんですけど・・・。 この写真見て喜んでるあなたはカヤッカーですね?それともラフティングの方がお好み? | |
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| この日のTrackも、概ねずっとこんな感じです。 途中時折森から抜けて視界が開けます。 |
出発後すぐのこと、Robin(ロビン)が現れました。
我々が近づいても逃げもせず、Track脇の水溜りで遊び、ミミズをついばんでました。
Robinにお目に掛かったのはこの時が生まれて初めてで、この人懐っこさには感激しました。
頭でっかちの愛嬌のあるスタイルも最高ですね。 その後Motuara Island(モトゥアラ島)で佃煮にするほどお目に掛かれるとはこの時はまだ知るよしもありませんでした。 | |
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| Track沿いの木に時折ボルトが刺さっていました。 これ実は無線がない時代にLodgeやHutを結んでいた電話線用のボルトなんだそうです。 |
雨に煙るRain Forest。
香りをお届けできないのが残念でなりません。
広葉樹とシダと苔の森の香りは、日本で嗅ぎなれた杉や檜の林とは全く異なります。 その名の通りRain Forestは雨に濡れた姿が一番美しいのかもしれません。 | |
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| Prince of Wales Feather Fern(プリンス・オヴ・ウェールズ・フェザー・ファーン)という名のシダです。 NZで最も美しいシダといわれています。 |
この苔は名前がわかりません。
御存知の方、教えてください。
高さは10cm近くあったと思います。 しかし色がうまく出なくて、つくづく残念。 | |
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| シダも苔も名前わかりません。 ゴメンナサイ、勉強不足です。 |
Selfheal(セルフヒール)です。
いやぁ、これなかなか名前がわからなかったんですよ。
やっと分かってホッとしました(^_^; しかし『Selfhealって変な名前だなぁ、「自己治癒」???』と思って辞書引くと、大意は「薬草」、細かくは「ウツボグサ」っていう意味なんですね。 知らなかった。 | |
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| Trackが水没していました。 いよいよMilford Trackらしくなってきました。 この先どうなってるんでしょう? 増水すると進めなくなるポイントもあるんですよね。 子供の頃台風でワクワクしたのと同じ気分。 | この写真、どう見ても熱帯雨林ですよねぇ。 目の前に広がるジャングル風景と、実際の気温のギャップが面白いんですよねぇ、NZのRain Forestって。 ちなみにこの時の気温は真夏にもかかわらず、14度でした。 | |
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| 森が途切れて視界が開けました。 両側の山肌は無数の滝です。 もちろん雨が上がれば跡形も無く消えてしまう滝です。 「あぁ、今Fiordlandにいるんだなぁ」と実感させてくれた風景です。 |
Bus Stop(バス・ストップ)というなのShelter(非難小屋)です。
この日の行程の2/3くらいの所にあります。
この先に増水すると水没してしまうポイントがあるので、このShelterはかなりの大きさがあります。
幸い今回はここで足止めを食うほどは降ってませんでした。
雨の中ではろくに休憩をとれなかったので、ここでこの日初めての大休憩を取りました。 拡大画像はShelter内部の写真です。 | |
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Bus Stopを過ぎたらまもなくガイドウォークの2日目のLodge、Pompolona Lodge(ポンポローナ・ロッジ)です。
Milford Trackの開拓者の1人であり、Milford Track初の公認ガイドでもあるQuintin Mackinnon(クィンティン・マッキノン)が特別メニュー"Pomplonas"(ポンポローナズ。スコーンを油で揚げたもの)を出していたのが、このPompolonaの地だったらしい。 拡大画像は門をくぐってもう少し近づいた所。 ただしピンぼけでした(^_^; | ||
| もう少し近づいて見たい! | ||
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Pompolona Lodgeから我々のこの日の宿泊地Mintaro Hut(ミンタロ・ハット)まではホンの4kmほどです。
Pompolona Lodgeを過ぎた辺りからTrackはだんだんと登りらしくなってきます。
ガイドウォークのLodgeが登りになる直前に建っているのはうなずけます。
個人ウォーカーはここを登らなくてはベッドにありつけません。
まぁ大した距離ではありませんし、登りといってもまだ緩やかなものですから「さて、あと一息」と頑張って歩いてたんですが、ここで大事件が起こりました。
カメラが死んでしまったんです。
この4kmの区間は勾配がきつくなるので、風景もいままでとは様子が変わってきます。
この頃から雨脚もまた急に強くなっていたんですが、やっぱり是非とも写真に収めたかったんでカメラを取り出しました。
ところがカメラはウンともスンとも言ってくれませんでした。
私はSea Kayakerです。
「いつかは水に濡らしてカメラを壊すんではないか」っていう恐れはいつも心の隅にあったんですが、それがいざ現実のものになるとショックは予想をはるかに越えていました。
ついさっきまで憧れのMilford Trackを歩き、大好きな雨の森の香りを満喫して極楽気分を謳歌していたのがウソのように吹っ飛んでしまいました。 世の中面白いものです。 この日「死ぬほどの落ち込み」を紛らわしてくれる人が登場しました。 裏技を使って2日目から参加してきた自称冒険家の日本人男性です(裏技についてはVol.1のWelcome Newsの「1.キャンセル待ち制度について」をご覧下さい)。 華奢で小柄な方ですが、独特の迫力と雰囲気を持った方で、世界中の放浪話は聞いていて飽きません。 氷雨の降るMilfordの山奥の小さな山小屋で、薄暗いろうそくの明かりでコーヒーをすすりつつ耳を傾けた南米、中東のスリリングな事件の話は、おとぎばなしのように私の心に響きました。 彼の「New Zealandは大人のディズニーランドだよぉ」という言葉には深ぁ〜くうなずいてしまいました。 ホンのいっとき死んでしまったデジカメを忘れることが出来ました・・・。 この晩は本当に冷え込みました。 おそらく0度近くまで下がったはずです。 寝袋に潜り込んでからもカメラのことが悔やまれてなりませんでした。 でも羽毛の温かさが全身を包む頃、眠りに落ちていました・・・。 |
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