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耳より情報
さて、ここまでの説明でMilford Trackについて概ねご理解頂けたと思う。この章では現地で仕入れてきた他では聞けない耳より情報をお知らせしよう。
日本では知られていないものの、NZを中長期旅行している人達にとってMilford Trackの個人ウォークはキャンセル待ちで歩けるのは半ば周知の事実で、実際キャンセル待ちで歩く方もかなり多いようだ。
Te AnauにあるFiordland National Park Visitor Centreには毎日キャンセル情報が掲示されるので、その場で申し込めばすぐに歩く事が出来る。
当日の朝11:00までにVisitor Centreに顔を出さないと予約を取り消されてしまうので、11:00まで粘ればキャンセルにありつける可能性は低くないだろう。
Hut料金は事前予約と全く同じ$90。
まず個人ウォークの裏技。 これはおそらく制度として確立しているものではなく、その時窓口で対応してくれる職員次第だと思われるが、もし時間に余裕が無い方は頼んで見る価値はあるだろう。 ただし、料金は2泊しかしないにもかかわらず、3泊分正規料金$90を払わなくてはならない。 まぁ、当然といえば当然なのだが。 ちなみに1日目のGlade Wharf - Clinton Forks間は3.5km、2日目のHut Clinton Forks Hut - Mintaro Hut間は18km、合計でも21.5kmで道のりは平坦なので、午前の船便に乗れればそう大した距離ではない。 彼の場合は午後の便で来て、この21.5kmをわずか3時間で走って来てしまった。 彼は冒険家を自称する方で、世界中をまたにかけたアウトドアズマンだった。 普通の方は真似をせず、午前便に乗れそうもないときはあきらめた方が賢明だ。 日暮れの早い季節の場合も止めた方がいいかもしれない。
さて、これも現地に行って見て初めて知ったのだが、なんとガイドウォークにもキャンセル待ち制度があった。
さすがにこちらには前日のパーティに追い付くなんていう荒っぽい裏技は無いだろうが、耳より情報度はこちらの方が高い。
"Introduction"の"Milford Track"の項目でご説明した通り、Milford Trackは完全予約制によって入山制限をしているのは有名な話。
また逆行も出来ないことになっている。
・決められたHutまたはLodge以外でのキャンプ、ビバーク等の完全禁止。 ご覧のように入山規制や逆行禁止の項目は無いのだ。 つまりTrackを歩く事自体はなんら制限されていないわけで、もちろん逆行すること自体にもお咎めはない(ただし個人ウォーカーやガイドウォーカーに怪訝な目で見られるだろうが)。 つまり極端な話、寝ないで全行程を一気に歩きとおすつもりだったら、予約も許可も必要無く、どちらから歩き始めても構わないということになる。 Milford Trackの距離は55km、Trackは概ね平坦でよく整備されているし、Mackinnon Passも決してきつい峠ではない。 ワンゲルや山岳会等で山の経験を積んだ方にとっては、決して無理な話ではないだろう。
まぁ、一気に歩きとおすっていうのは一般の方にとっては少々現実味の無い話。
そこで現実味のある利用法を1つ。
この項目は、あまり現実的な情報ではない。あくまでも話のタネとして読んでいただきたい。
これも"Introduction"の"Milford Track"の項目でご説明した通り、Milford Trackはシーズンが決まっている。今シーズンは1998年10月17日〜1999年4月17日だ。
実はシーズンが終わった後もMilford Trackには入ることが出来る。
むしろシーズン中の完全予約制度が無くなるので、より自由に入山できると言ってもいいかもしれない。
つまりシーズンオフのHutは、他のTrack同様の予約無しで利用できる普通のHutになるのだ。
料金は1泊$4、連泊も可能だし泊まる順番も自由だ。
ちなみにこれは未確認だがガイドウォークのLodgeの方はおそらく閉鎖されてしまうだろう。
シーズンが終わったら営業している意味は無いはずだから。
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