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Motuara Island


Motuara Island

15 〜 19/Mar./1999



Vol.2 - Wildlife編






Wildlife

 Vol.2では島で保護されている野生生物をご紹介しましょう。 勿論PenguinKiwiの写真も撮ってきました。 ごゆっくりどうぞ(^^)

 なおこのページでは特に断りが無いものでももっとよく見たい!をクリックすると、サムネールと全く同じモノではなく少し画角の大きいロングショットの写真が出るものが多いです。 まわりの様子が分かり易いと思いますので、是非クリックしてみてください。




Robin Bathing Robin
上陸後の最初の仕事はキャンプの設営です。やっと一段落ついて昼食をとっていると、早速South Island Robin(サウス・アイランド・ロビン)が遊びに来てくれました。 Robinは非常に好奇心旺盛で人懐っこく、島中どこに行ってもすぐに近づいてきます。 キャンプ地の側の水場で水浴び中のRobinです。
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Robin on Frank's foot Fantail
Robinがどれくらい人懐っこいかというと、これくらいです。 これは1時間に水場にやって来る鳥を数える作業をしていたとき、ずっと我々に張りついていたRobinです。 Frankの靴に乗っかってご機嫌です。 このあと膝に乗っかってボールペンを突ついたりもしました。 もちろん野生のRobinです。 これはNZではどこでも見られる非常にポピュラーな鳥、Fantail(ファンテイル)です。 以前Abel Tasman Coast Trackのページでもご紹介しましたが、今回さらにきれいな写真が撮れました。 ご覧の通り大きな扇状の尾羽をひろげるのでその名があります。 これもかなり人懐っこい鳥で、林に入ればすぐに近寄ってきます。 でも体がメジロ程度の小さく、その上ひらひらと蝶が舞うような動きをするもので、写真に撮るのが非常に難しいんです。 私の最も好きな鳥の1つです。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Saddleback Bill
これは今回の調査対象の目玉の1つSouth Island Saddleback(サウス・アイランド・サドルバック)です。 この鳥はRobinやFantailほどは人懐っこくないので、残念ながらあまりいい写真が撮れませんでした。 これは幼鳥なので全体的に茶色ですが、成鳥になると全体が濃いこげ茶色、背中の部分が名前の通り馬の鞍を乗せたような形の鮮やかなオレンジ色というツートンカラーになります。 大きさはヒヨドリくらい。 大変綺麗な鳥です。 Saddlebackの観察作業中のDOC Officer Bill Cash氏です。 バードコールを使ってSaddlebackを呼び寄せています。 気のいいKiwiのおっちゃんの典型でした。 私、前々からDOC Officerには憧れてるんですが、5日間いっしょに過ごしてみて改めて「素晴らしい仕事だなぁ」と思わせてくれる人でした。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Frog Survey Point Maud Island Frog
今回の調査対象の1つにMaud Island Frog(モード・アイランド・フロッグ)というカエルがいます。 そのカエルを連れてきて離したのがこの場所で、今もその10m四方が観察区域として足場が組んであります。 夜行性なので、2日目の夜にカエルの調査に来ました。 後姿はやはりBillです。 これが問題のMaud Island Frogです。 日本にはいない種類ですが、特になんて事の無い普通のカエルです。 大きさは3cmくらいでしょうか。 でも絶滅危惧種なんだそうです。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Maud Island Frog Bush Weta
こちらは岩の上にいる姿。 これはTree Wata(トゥリー・ウェタ)、Bush Wata(ブッシュ・ウェタ)とも言います。 カエルを探してるときに発見しました。 別に珍しい虫ではないんですが、初めて生で見たので撮影。 体長10cm足らずでしょうか。 日本のカマドウマに近い虫だと思うんですが。 Giant Weta(ジャイアント・ウェタ)という体長15cm以上あるヤツは絶滅危惧種なんですけどね。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Egg Penguin's Trail
両棲類、昆虫と好きモノには堪らないが、嫌いな人にとってはもっと堪ったもんじゃない写真が続きました。鳥に戻りましょう。
これはSaddlebackを探しているときに発見したもので、おそらくBlue Penguin(ブルー・ペンギン)のものだと思われます。
そしてこれもSaddleback観察中に見つけた同じくBlue Penguinの通り道。 岩に幾本ものしろい縦筋が見えます。 これはBlue Penguinの爪が引っ掻いた痕なんです。 なんとBlue Penguinは標高200mや300mは平気で登ってしまうんです。 実際KiwiやMaud Island Frogの観察のために夜中に歩いていると、山のかなり上のほうでも彼らと出会いました。
もっとよく見たい! もっとよく見たい!
Penguin's Nest Blue Penguin
そしてこれがBlue Penguinの巣。 実はこれ、我々のキャンプ地にあったもの。 これ1つというわけではなく、テントのすぐ傍にも無数にこういう穴があいてました。 "Profile & Bibliography"のページの3月20日の雑文にも書きましたが、夜になると海から戻ってきたBlue Penguin達がテントの周りで1晩中大騒ぎ。 耳栓を持っていたのでなんとか眠れましたが、持ってなかった人達は4泊とも寝不足気味でした。 本当にしゃれにならないくらい煩いんです。
クリックすると巣の中を覗けます。
これがそのBlue Penguin。 昼間に桟橋の下で休んでるところをパチリ。 立ったときの体高はせいぜい30cm。 世界最小のペンギンでNZでは最もポピュラーな種類です。 Abel Tasman国立公園にもたくさんいます。 普通のペンギンと違って立ったときもきちんと直立出来ず、45度くらい前傾した姿勢です。 NZはどうやらペンギン発祥の地らしいんですが、その中でもこのBlue Penguinは最も原始的な種類なのではないかという話です。 可愛いけど夜中あんなに煩いとは知らなかった。
中を覗いて見たい! もっとよく見たい!
Kiwi
さて、お待たせいたしました。正真正銘ホンモノの野生のOkarito Brown Kiwi(オカリト・ブラウン・キウィ)です。 キャンプ地から少し登ったところがKiwiのコロニーで、全部で7羽が棲息しているとの事。 以前QueenstownのKiwi & Birdlife ParkでKiwiは臆病でフラッシュ撮影に弱いと聞いていたので、今回も撮影は出来ないだろうと思ってたんですが、Billに尋ねると問題ないというんです。 というわけでこんないい写真が撮れてしまいました(^^)v
実際野生のKiwiを見て驚いたんですが、凄く素早いし、アグレッシブだし、大胆だし、とにかく動物園で見るのと全然イメージが違うんです。 フラッシュ撮影にも全く動じません。 やっぱり動物園のKiwiは常に人の目にさらされて、極端にストレスが掛かってるんでしょうね。 そこにフラッシュ撮影が重なって死亡したりするのかもしれません。 野生のヤツはたくましいです。 ちなみにこのKiwiとは3分間に渡って1対1でにらめっこしてました。
もっとよく見たい!
 最後に島での生活を簡単にご紹介しましょう。
 起床は8時ごろ。 各自その辺の食材を使って適当に朝食。 だいたい、ミューズリー、コーンフレークなんかで簡単にすませます。
 9時ごろから作業開始。 だいたい午前中はTrack整備です。
 昼食はだいたいサンドイッチです。 マヨネーズやマスタードなんてものはありません。 バターとその辺の材料だけの簡単なものを各自適当に作ってつまみます。 昼食休憩は2時間以上あるので、ご飯の後はゆっくり昼寝したり読書したり泳いだり。
 午後の作業は鳥の観察を2時間程度。 日によってはGreen Gecko(グリーン・ゲッコー)というトカゲの観察に行くこともありましたが、あいにく私には見つけられませんでした(T-T)
 作業を終えたらまたのんびりしつつ、夕食の用意。 メニューは茹でたりジャガイモ、蒸した野菜、ステーキですが、どれも味付け無し。 バターの塩気だけで頂くという割と味気ない食事でした。 でも、夕食前にワインとチーズとクラッカーをつまむのが楽しみでしたね。
 食後は夜行性の動物の観察です。初日はKiwi、2日目はMaud Island Frogでした。 3日目、4日目は夜はフリーでしたので、勝手に夕焼けやKiwiを見に行ってました。
 で、10時ごろに各自適当にそれぞれのテントに戻って床に就きます。 耳栓を持ってきていない人は、Blue PenguinやSooty Shearwaterの叫び声に絶えながら眠らなくてはなりません(^_^;

 ってな具合です。 この島には平らなところがほとんどなく、ネコの額のようなキャンプ地以外は全部斜面。 キャンプ地から100mほどのところにあるトイレに行くのもかなり急な上り坂で、夜中には意地でもトイレに行かないようにしてました。

 シャワーもないし、平らなところもないし、まぁキツイと言えばきつかったんですが、本当に天国のような島だったんであまり気になりませんでした。 おそらくMaoriがネズミや犬を連れてやってくる前のNZは、全土がこういう場所だったんですね。 1000年前に想いを馳せてしまいました。 1000年前だったら森の中からいきなり巨鳥Moaが現れたりしたんでしょうね。

 この島、Vol.1の冒頭に書いたように立ち入りを制限されているわけではありません。 もしPictonでゆっくりされるご予定がおありでしたら、Dolphin Watch(ドルフィン・ウォッチ phone : +64-3-573 8040)のツアーで訪れて見てください。

 私、このVolunteer Holidaysは非常に気に入りました。 今後も日程が許す限り参加してみたいと思います。 次に見たいのは野生のKakapo(カカポ)とTuatara(トゥアタラ)です。 それは何かって? そのうち写真撮ってきてご紹介しますので、それまで楽しみにお待ち下さい。








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